- 料理の基本
- 2026-01-13
段取りがいいと料理が上手くなる

「料理をよく焦がしてしまう」「作るたびに味が違う」「調理手順を忘れてしまう」などの悩みはありませんか? 料理が上手くできないのは、「センスが無い」のではなく「段取りが悪い」ことが原因かもしれません。
段取り(準備)がしっかり整えば、料理の8~9割は成功です。料理上手な人たちが実践している「買い物から完成まで」の王道ステップをご紹介します。
料理が上手くなる「基本の段取り7ステップ」
料理ビギナーさんにおすすめ!料理をおいしく作るための「失敗しない段取り術」(7つのステップ)をご紹介します。
- レシピをよく確認する
- 材料をそろえる
- 調理道具とお皿を準備する
- 調理前にレシピを再確認
- 下ごしらえをする
- 材料を「調理順」に並べる
- 調理して仕上げる
1. レシピをよく確認する

まずは、料理本やレシピサイト、YouTubeなどから作りたい料理のレシピを探し、理解できるまでしっかり確認しましょう。
同じ料理名でもレシピは無限にあります。解説が丁寧で、調理手順がわかりやすいレシピを選ぶようにしてください。
2. 材料をそろえる(買い物に行く)

レシピを見て、必要な食材や調味料をリストアップします。冷蔵庫をチェックし、無いものがあれば買い出しに行きます。
買い忘れを防ぐため、スマホやメモ帳に購入リストを書いて持っていきましょう。
また、必要な調理器具や食器についても確認しておきましょう。例えば、グラタンを作る場合は、耐熱皿があるか等を確認します。
3. 調理道具とお皿を準備する

料理が完成してからお皿を探していると、ベスト(熱々)のタイミングで配膳ができません。調理の前に、必要な道具やお皿を準備しておきましょう。
また、キッチン周りを片付けて調理しやすい環境を整えたり、食卓テーブルをキレイにしておくことも事前準備のポイントです。
4. 調理前にレシピを再確認
事前の準備が整ったらいよいよ調理スタートですが、その前にレシピの再確認をしておくと調理がスムーズに進みます。
初めてチャレンジする料理は調理手順を間違えやすいので、近くにレシピを置いていつでも確認できるようにします。
5. 下ごしらえをする
下ごしらえとは、「炒める」「焼く」などの仕上げの調理工程をスムーズに進めるための準備作業のことです。
食材を「洗う」「切る」「下茹でする」「下味をつける」などの下処理や、複数の調味料を事前に混ぜ合わせておく(合わせ調味料)などの作業です。
加熱調理中に、野菜の切り残しがあったり調味料を一つずつ計量していては、料理を焦がす原因になります。下ごしらえは、火を使う前にすべて終わらせておくことがポイントです。
6. 材料を「調理順」に並べる
人間の脳は、加熱時の熱気や調理音にさらされると、ワーキングメモリ(脳の記憶)や集中力が極端に低下して、「次、何するんだっけ?」みたいな軽いパニック状態に陥ることがあります。
食材や調味料を使う順番に並べて準備しておくことで、落ち着いて調理ができるようになります。料理に慣れてくれば不要ですが、初心者の方にはおすすめの方法です。
7. 調理して仕上げる
下ごしらえを100%終えたら、残すは仕上げの調理工程(炒める・焼く・煮る等)になります。ここまでの段階をふめば料理の8割くらいは成功と言えます。
残りの2割は火加減や味つけの調整など技術的な要素が大きいので、調理経験を積みながらスキルアップしていきましょう。
おわりに:慣れれば段取りは自由に組み立てる
本記事は、はじめて自炊にチャレンジする方に向けて基本的な段取りの流れを紹介していますが、上級者の段取りはこれと少し異なってきます。
料理が上達してくると、スピードや効率をあげるために複数のタスク(段取り)を同時進行で行うことがあります。例えば、加熱調理をしながら、食材を切ったり、洗い物や、テーブルセッティングなどを同時に行うこともあります。このようなマルチタスク能力は、慣れてくると自然に身についていきます。
手際よく料理を作るプロや上級者は、決して「特別なセンス」を持っているわけではありません。正しい段取りで、繰り返し経験を積むことで身につけています。
料理が思うようにいかない時でも、焦る必要はまったくありません。正しい知識で経験を積めば、誰でも確実に上達します。心にゆとりをもって、キッチンライフを楽しみましょう。